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【紀平真理子のオランダ通信】
肥料規制をめぐる問題
- 紀平真理子
- 第30回 2016年01月05日
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1998~2003年にEU規制に関連して、生産者にも深く浸透させるために、オランダ政府は「ミネラル法」を制定し、 1ha当たりの化学肥料の施肥量を規制して窒素排出量を減らそうとした。その他、強制的な「ミネラル簿記」導入、「ミネラルファンド」改定、「ミネラルプロジェクト」への投資、「ミネラルに関するアドバイス製品」へ助成金を与え、「ミネラルステイタス」レベルに基づき生産者を分類した。
オランダ北部フリースランド州の酪農家は上記のミネラル政策に対し、同州の協同組合にロジスティックスや設備投資をサポートしてもらい、堆肥を利用したミネラルマネージメントを行なうことを決めた。
(1)化学肥料(とくに窒素系)の施肥量を減らす
(2)堆肥の質を向上させ、かつ堆肥が植物に窒素を与えるのに効果的だと証明する
オランダ北部フリースランド州の酪農家は上記のミネラル政策に対し、同州の協同組合にロジスティックスや設備投資をサポートしてもらい、堆肥を利用したミネラルマネージメントを行なうことを決めた。
(1)化学肥料(とくに窒素系)の施肥量を減らす
(2)堆肥の質を向上させ、かつ堆肥が植物に窒素を与えるのに効果的だと証明する
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紀平真理子 キヒラマリコ
1985年、愛知県生まれ。2011年、オランダへ移住し、食や農業に関するリサーチ、本誌や馬鈴薯専門誌『ポテカル』への寄稿を開始。2016年、オランダVan Hall Larenstein University of Applied Sciences農村開発コミュニケーション修士卒業。同年10月に帰国し、農業関連記事執筆やイベントコーディネート、海外資材導入コーディネート、研修・トレーニング、その他農業関連事業サポートを行なうmaru communicateを立ち上げる。今年9月、世界の離乳食をテーマにした『FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの』を発行。食の6次産業化プロデューサーレベル3認定、日本政策金融公庫農業経営アドバイザー試験合格。
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