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人生・農業リセット再出発

英国紙幣に写真が載っている日本人

明治維新10年前、黒船や坂本龍馬の幕末1858年に長野県朝日村で生まれた男。工部大学校(現・東京大学工学部)を首席で卒業し、海軍横須賀造船所長の長女の婿養子となり、鉄道局に入省、26歳で英国グラスゴー大学に留学する。
タータンチェックのスカートにバグパイプ奏者の男たち、そのスコットランドにある大学は500年の歴史があり、オックスフォード、ケンブリッジ大学と並ぶ最古の一つ。蒸気機関発明のJ・ワット、国富論のA・スミスなどを輩出し、後に日本からの留学生も、ニッカウヰスキーの竹鶴政孝など明治をけん引した猛者が多くいる。
英国は鉄道網が全国に張り巡らされはじめ、スコットランド首都エディンバラのフォース湾に世界最長3kmの鉄橋が開通したのは1878年だった。ところが翌年に強風で鉄橋が崩壊、列車も海へ転落し、75名の死者を出す大惨事になった。架け替えは難工事である。
王立科学研究所では、人間模型を使って橋構造のカンチレバー原理の実演がなされた。2つの椅子に腰掛けた2人が両腕を広げ、両手に握った2本の棒を両腰に張り出して、つっかい棒をつくる。両方の棒と腕の形で左右対称のひし形になる。2人の両端側はブロックの重りで押さえられ、2人中央の空いた距離に鉄橋みたいに板を載せて、そこに1人が腰掛ける。驚くことに3人ともびくともしない。構造に十分な耐荷力があることが証明された。

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