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江刺の稲

コメに代わる「トウモロコシ産業界」を日本に創ろう

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第239回 2016年04月04日

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3月26日(土)、TKP東京駅日本橋カンファレンスセンターで「日本に子実トウモロコシ産業をつくろう」をテーマにしたシンポジウムを開催した。我が国にコメ産業に代わるトウモロコシ産業を創り出そうという内容である。
お伝えしたことは以下である。
農業経営者に対しては、平成30年以降のコメ経営のリスクをどのように切り抜けるか?
政界、官界に対しては、過大な財政負担を伴う水田農業政策の対案としての畑作技術体系導入とNon-GMトウモロコシ生産の意義を伝えること。コメ生産の低コスト化と規模拡大を実現する。さらにNon-GM子実トウモロコシの国内生産は、農業への財政負担の軽減と新たな農産物マーケット創造の可能性を持つこと。しかも、子実トウモロコシは10a当たり1時間半程度の投下労働時間で生産が可能であり、投下労働時間当たりで考えれば十分に収益の持てる作物になる。
我が国はNon-GMトウモロコシを約150万t輸入している。この市場に「国産」というプレミアムを持ったNon-GMトウモロコシは魅力的なはず。ハムやソーセージは国内消費者だけでなく中国人観光客にとっても魅力的な商品になる。

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