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【紀平真理子のオランダ通信】
Friesland Campinaイノベーションセンター
- 紀平真理子
- 第33回 2016年04月04日
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もともと約140年前に協同組合として設立し、Friesland Foods and Campinaの2つの協同組合の合併により09年からFriesland Campinaとなった。オランダでは19世紀末の農業危機により協同組合の部門ごとに合併が進み、結果連合協同組合はなくなった。オランダ協同組合法では内部ガバナンスや組合員、非組合員からの資金調達が柔軟で、また人的結合体と企業体を法律上分離することが含まれている(引用:『EUの農協2014』)。
同社は現在、世界100カ国で乳製品を製造・販売しており、日本でもFricoブランドでチーズを販売している。売り上げは113億ユーロで乳業会社としては世界で6番目、酪農協同組合としては組合員1万9006名(多国籍組合:オランダ、ベルギー、ドイツ)で世界トップ、協同組合(Zuivelcooperatie FrieslandCampina U.A. )と乳業会社(FrieslandCampina N.V.)を持つ。協同組合が同社の100%オーナーであり、生産者は協同組合に生乳を販売し、組合員は代価を受け取る。
同社は現在、世界100カ国で乳製品を製造・販売しており、日本でもFricoブランドでチーズを販売している。売り上げは113億ユーロで乳業会社としては世界で6番目、酪農協同組合としては組合員1万9006名(多国籍組合:オランダ、ベルギー、ドイツ)で世界トップ、協同組合(Zuivelcooperatie FrieslandCampina U.A. )と乳業会社(FrieslandCampina N.V.)を持つ。協同組合が同社の100%オーナーであり、生産者は協同組合に生乳を販売し、組合員は代価を受け取る。
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紀平真理子 キヒラマリコ
1985年、愛知県生まれ。2011年、オランダへ移住し、食や農業に関するリサーチ、本誌や馬鈴薯専門誌『ポテカル』への寄稿を開始。2016年、オランダVan Hall Larenstein University of Applied Sciences農村開発コミュニケーション修士卒業。同年10月に帰国し、農業関連記事執筆やイベントコーディネート、海外資材導入コーディネート、研修・トレーニング、その他農業関連事業サポートを行なうmaru communicateを立ち上げる。今年9月、世界の離乳食をテーマにした『FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの』を発行。食の6次産業化プロデューサーレベル3認定、日本政策金融公庫農業経営アドバイザー試験合格。
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