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独断注目商品REVIEW

カッティングプランター用欠株補充装置「じゃがメイト」

楽に、安全に、欠株補充

既製品への他社製オプション
■カッティングプランター用
欠株補充装置「じゃがメイト」

◆希望小売価格
2畦タイプ:430,000円(税別)
4畦タイプ:850,000円(同)

◆問い合わせ先
東北海道いすゞ自動車株式会社 環境事業部
〒080-2460 北海道帯広市西20条北1-3-2
TEL(0155)58-1211、FAX(0155)58-1231
http://www.east-hokkaido.co.jp/rcn/jagamate/index.html
トラクターに作業機を装着し、ワンマンオペレーションで操作する。耕起や整地をはじめ、大半の工程はすでにそうなっているだろう。収穫でもワンマンが可能な作物はある。
ところが、北海道でのジャガイモの植え付けは一般にそうなっていない。道内での市場占有率が85%以上といわれるカッティングプランター(注:種イモをナイフで切断しながら植え付ける機械)の場合、1畦につき1人の補助員が基本だ。2畦タイプなら2人、4畦なら4人ということになる。こうして人を要するのは欠株対策のためであり、稼働するカッティングプランターの種子タンクからすくい上げる種イモがスプーンバケット(カップ)にきちんと1個ずつ乗っているのかの確認と、1つも乗っていなかったり、2個乗っているときは手作業で対処しなければならない。
人手不足はどこも同じで、筆者が聞いた地域ではカッティングプランターのワンマンオペレーションが常態化しているという。事前にメンテナンスを施し、走行速度を適正なレベルに抑えるなどして作業すれば、ある程度はミスを回避できるかもしれない。しかし、今回紹介する機械の大本の開発者である有限会社トップアグリの村上寛貢氏(北海道美幌町)によると、2畦タイプのカッティングプランターでカップに種イモが乗らないケースは4~5%の割合で発生しており、4630株/10aの栽植密度では補充する個数は200個前後に及ぶということだった。

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