ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

イベントレポート

第4回インファロー技術研究会

ポテカル編集部(当社内)は2月26日、主催イベントの第4回インファロー技術研究会を北海道北見市のホテルロイヤル北見で開いた(協賛:シンジェンタ ジャパン株式会社)。十勝以外では初めての開催になった今回は、この技術に関心のある生産者ら60人余りが会場に集まり、道内での取り組み状況に耳を傾けた。
インファロー(in-furrow)とは植付時植溝内土壌散布を意味する。国内での歴史は浅く、この使用方法で農薬登録が取得されたのは2011年10月のことだ(シンジェンタ ジャパンのアミスター20フロアブル。ジャガイモの黒あざ病に適用)。試験するにも当時は国産機が存在せず、その開発の呼びかけから始まった。それから4年が経ち、国産機が発売されるとともに試験結果も道内で蓄積されたなかで今回のセミナーを迎えた。

黒あざ病の発生が
工場での加工ロスを招く

まず、シンジェンタ ジャパン技術普及部北海道エリアマネージャーの平田明靖氏から「インファロー技術と網走管内の試験状況について」と題した講演があった。黒あざ病の症状や株式会社やまびことの共同開発品であるインファロー散布機の開発経緯、また薬剤のアミスターを用いたインファロー処理での網走管内の試験結果に関して説明した。

関連記事

powered by weblio