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地域活性化という「遊び」

問題を楽しく柔軟に解決する習慣が身につく限界集落での暮らしと子育て

山あいで日照短く湿気も多く 冬は寒いし山は荒れはて 動物いっぱい いいことと言えば 水がきれいなことと夏涼しいくらいかなっていう 典型的な中山間地の限界集落。
そんな集落の一番奥に
一家そろって移住して
テレビもゲームも
電子レンジもなくて
畑や田んぼしながらお風呂や暖房に薪を使って暮らしてます!
なんて言うと
山本さん家はいろいろこだわって
昔ながらの日本の暮らしを実践している!!
みたいによく思われるのですが
本物の畑を耕す前に日本じゃない国に暮らしたり
常識を覆してナンボという現代美術という畑を耕していた僕の中には
古い新しいとか日本人とかそうじゃないとかいった単純な物差しがありません。

和食は簡単だし家族のみんなも好きなので洋食よりよく食べますが
山本家の食事は
和洋中エスニック等ジャンル問わず
洋食器でのワンプレートが基本です。
美しい和食器や道具をそろえ
手入れなど時間をかけて面倒なことを日常として楽しもう!
という考え方で教育としても実践していたことも少々あったのですが
一食で6人が食べると
あっという間にお皿が30枚
それにお箸やお鍋。
自分のことは自分でするというのが基本ルールですが
子供はどーしても洗い忘れてしまうので
結局洗い物の負担は最終的にかーちゃんにいく→疲れがたまる→機嫌が悪くなる→親子ゲンカ&夫婦喧嘩が起こる→みんなハッピーじゃなくなるというような流れが生じてしまいます。
問題が起こると無性に解決したくなる僕は、解決策として食器洗浄機など考えましたが、たかが6人家族にそんなもの大げさすぎるしお金もかかります。
そんなら単純に使うお皿減らしたらええやん!ということで
まずは取り皿なるものを廃止。
お茶碗に直接おかずをのっけて食べるという方法を試してみましたが
子供はもちろん大人でもおかずをのせるとき落としてしまったり
削減できるお皿がたかだか6枚だったりで
これでは何の意味もありません。

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