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土門「辛」聞

新春仮想対談・政権交代と政界再編が農業界に及ぼす影響

知己君 相手は全農林。これにひるんではいけない。

寿丑君 JR東日本社長・会長を歴任した松田昌士氏は、国労に真っ向勝負を仕掛けた。松田氏は「反対派は峻別し断固として排除する。処分、注意、処分、注意をくりかえし、それでも直らない場合は解雇する」と、相手が協力しないのなら強硬路線でしか物事は解決しないと言った。これは参考になる。

知己君 吉田松陰は、刑死の前日に、「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」の遺書を書いている。この句は、人はいかに生きるかを示したものだが、霞が関の官僚は、国家の難局に際し、いかに仕事をするか、いま、それが問われているのではないか。

寿丑君 若手を中心に改革チームを結成したのは、その覚悟で農水省改革に邁進しなければ、農水省という組織は、霞が関で埋没してしまうばかりか、国民から見放されてしまい、食料の供給という点で、民族の興亡をかけた世界的なサバイバル競争に、この国が他国の後塵を拝すると危機感を新たにし、己丑の新年を迎えるに当たり、改革断行に向け、心新たにした次第である。

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