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【データで見る世界の食と農】
食品需要の変化
- 編集部
- 第1回 2016年05月09日
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我が国のコメ、麦類、大豆による穀物類の生産量は約940万t。それに対して、その輸入量は2015年実績で2401万t。そのうちの約半数をトウモロコシが占めているが、いずれにしても、生産量の2倍以上の穀物類を輸入に頼っているのが実情である。穀物類のほかにも食料品の輸入総額は、7兆21億円に及ぶ。食料品も貿易品目として常に世界情勢に応じて動き、品目による差はあれど、その需給バランスに合わせて生産調整がなされている。
だが、国内の生産現場では、肥料や飼料など直接的に価格変動の影響を受けることを除けば、世界情勢の話題をあまり聞かない。交付金等が個々の農業経営に大きく貢献しているから当然なのか。多くの関心が国内の農政に関する内容では寂しい。
とはいえ、自分の立ち位置を相対化したり、ニッチな産業を創出したりするためには、主流の動向をリサーチするのは至上命題だろう。そこで、本連載では、世界地図を眺めながら、食と農の話題をまとめていこうと思う。
とはいえ、自分の立ち位置を相対化したり、ニッチな産業を創出したりするためには、主流の動向をリサーチするのは至上命題だろう。そこで、本連載では、世界地図を眺めながら、食と農の話題をまとめていこうと思う。
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