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江刺の稲

就農給付金は補助金中毒患者づくりの呼び水

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第242回 2016年07月06日

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農林水産省は、農家の後継者を含めたいわゆる「新規就農者」のための「新規就農・経営継承総合支援事業」に平成28年度予算として193億4700万円を組んでいる。27年度補正予算との合計では216億5500万円となる。
その内訳は「青年就農給付金事業」が27年度補正予算との合計で139億2200万円。その目的は「青年の就農意欲の喚起と就農後の定着を図るため、総合的に支援」するためだという。具体的には、就農前の研修期間(2年以内)に「農業大学校や先進農家・先進農業法人等で研修を受ける場合」に年間150万円の青年就農給付金 (準備型)が支給される。さらに、研修期間を過ぎ独立・自営就農した後にも、年間最大150万円が最長5年間給付される。一方、新規就農者を採用する法人に対しては研修経費として年間最大120万円が最長2年間助成される。また、農業法人での研修の後、新規就農者が法人設立・独立を目指す場合、その研修費として法人に対して年間最大120万円を最長4年間にわたり助成する(3年目以降は最大60万円)。研修終了後1年以内に就農しなかった場合など、定められた就農基準を満たさなかった場合には助成金は全額返済するという規定にはなっているが、どう考えてもこれはやり過ぎであり、馬鹿げていると思う。

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