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地域活性化という「遊び」

無い無い尽くしのこの村にたくさん転がっていた理想の子育てのヒント

移住してきた時7歳だった長男が 今年地元の中学を卒業。 卒業式の後、教室では 生徒がそれぞれ3年間を振り返って 思ったことを述べるコーナーがあり そこである生徒が言った一言が とても気になりました。 「三和町は遊ぶところがコンビニくらいしかないので卒業したら 大阪とか京都で遊んでみたいと思います」
まあ過疎地特有の疑いようのない
事実ですから
保護者も生徒も大笑いでしたが
僕はちょっと考えこんで
しまいました。
確かに都市に行けばお金を払えば
子供を楽しく安全に遊ばせてくれる
場所はたくさんあります。
しかし僕には
それが物足りなかった。

20代の頃リュック一つ担いで
ニューヨークのような大都市から
アフリカのサバンナまで
いろんな国を旅して回った時
一つ感じたことがあったのですが
それは
「貧しい国の子供達ほど笑顔に元気がある」
ということでした。
壊れた自転車の車輪一つで
一日中楽しそうに遊んでいた
アフリカの子供たちの
眩しいほどの
笑顔は
今でも目に焼き付いています。
もし僕が親になったら
こんな笑顔を持った子供に育てたい
その時そう強く思ったものです。

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