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【地域活性化という「遊び」】
お祭りでチマキをちまちま手作り 伝統行事の新しい残し方
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第5回 2016年08月12日
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まんが日本昔話の
オープニングに出てきそうな
小さな集落の小さなおやしろ
壊れかけた手水場には山から引いた水がチョロチョロと気持ちのいい音を立てて流れています。
今日は
普段あまりおやつを食べさせて
もらえない山本家の子供達が
たまーに食べさせてもらえる
チョコレートやアイスクリームより
ずっとずっと楽しみにしている
アレが食べられる日だ。
アレを作るのは
毎年7月の第1日曜日。
氏子みんなで集まって
早朝お参りを済ませたら
神社の下にある集会所
(と言っても小さなプレハブですが)
の畳の上におーきなブルーシートを敷いて
クーラーではなくて扇風機を
ぶいーんとかけながら
じいちゃんばあちゃんのペースで
のーんびり始まります。
■
先ずは昨日山から採ってきて
川で洗った笹の葉を
綺麗で大きいものだけに
選り分けます。
その葉っぱを3枚揃え
小麦粉と砂糖と塩だけで作った
団子を包み
しゅろの葉を割いて作った紐で
くるくる巻いて
根元で留めたら一つ出来上がり。
こんな感じでちまちまちまちま
じいちゃんばあちゃんの昔話なんか聞きながら
500個くらい作ります。
ひょっとしてちまちまというのは
チマキを作るところから来たのかなとか言いながら
20個できたら一束に括って
蒸し器で蒸すこと30分
おいしいチマキの出来上がり。
普段あまりおやつを食べさせて
もらえない山本家の子供達が
たまーに食べさせてもらえる
チョコレートやアイスクリームより
ずっとずっと楽しみにしている
アレが食べられる日だ。
アレを作るのは
毎年7月の第1日曜日。
氏子みんなで集まって
早朝お参りを済ませたら
神社の下にある集会所
(と言っても小さなプレハブですが)
の畳の上におーきなブルーシートを敷いて
クーラーではなくて扇風機を
ぶいーんとかけながら
じいちゃんばあちゃんのペースで
のーんびり始まります。
■
先ずは昨日山から採ってきて
川で洗った笹の葉を
綺麗で大きいものだけに
選り分けます。
その葉っぱを3枚揃え
小麦粉と砂糖と塩だけで作った
団子を包み
しゅろの葉を割いて作った紐で
くるくる巻いて
根元で留めたら一つ出来上がり。
こんな感じでちまちまちまちま
じいちゃんばあちゃんの昔話なんか聞きながら
500個くらい作ります。
ひょっとしてちまちまというのは
チマキを作るところから来たのかなとか言いながら
20個できたら一束に括って
蒸し器で蒸すこと30分
おいしいチマキの出来上がり。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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