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今年の市場相場を読む

コアな需要が見込まれた野菜類 ハーブ類/トウガラシ/アシタバ/モロヘイヤ


【今後の対応】
もともとアシタバはモロヘイヤと同様に、スーパーなど小売店では品ぞろえ商品である。機能性には優れているが、何しろ食味のクセが強くて、一部の業務用か産地出身者が買っていくくらい。機能性や栄養成分に優れていても、この食味では健康志向の消費者にも使いづらい。原産地八丈島が中心になり、他産地とともに、外食等へのメニュー提案や小売店支援など普及拡大策に本腰を入れて取り組まないかぎり、ジリ貧化は止まらないだろう。

モロヘイヤ
トップは群馬だが産地減少。豊富な機能性のアピールを

【概況】
東京市場への入荷はこの10年で33%減ったが、単価は32%上がった。05年には全国29産地から出荷があったが、15年には22にまで減った。主産地群馬は5月から11月まで出す季節産地で、シェアは05年45%、15年が50%を占める。群馬に続く佐賀と沖縄は周年出荷の産地である。季節産地は単価は15年でキロ770円くらい。周年産地は4月まで出すので1429円(沖縄)。品ぞろえ商品の特徴だ。
【背景】
同じコアな商品であるアシタバより、モロヘイヤの存在感があるのは、機能性が高いという要素があるからだが、そのネバネバした食感が消費者にもなじみやすいためもあるのだろう。この10年で東京市場への出荷産地が7県(24%減)も減ったのは、品ぞろえ商品であるため相場変動が大きいからだが、それに加えてモロヘイヤが地場や地方都市でも小売店にも並ぶようになり、直売商品にもなってきているという現状もある。
【今後の対応】
モロヘイヤは、葉物類のなかでは最も多くカロテノイドを含む。体内の活性酸素を除去するため、美容、がん予防、動脈硬化予防などにも効果が高く、ビタミンA・Bがとくに豊富なので、血圧を下げたり体の粘膜を丈夫にする効果、免疫力をアップさせる働きもあるといわれる。外食などからおいしい食べ方の提案があり、消費者に評価されれば、パクチーのようなブームを作れる可能性も。主産地による協議会などで、組織的な対応が欲しい。

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