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編集長インタビュー

商機と見るや国境をも簡単に越えるオランダ人 東インド会社を作った国の末裔は農家である前に商人であり


紀平 オランダの場合、大学とかの教育機関も結構商売っ気があります。話の最後には営業が入ってきますからね。
昆 商売にならないことはやらないというところはあるでしょうね。
紀平 そうですね。Win-Winの関係を望んでいます。情報とかネットワークの交換ができたらオープンに教えてくれますね。
昆 役所だから、大学だから受け入れるという感覚はないですね。
紀平 こちらにその気があれば個人でも受け入れてくれます。大企業だからどうということもありません。
昆 オランダのことが改めてよくわかりました。最後に一言お願いします。
紀平 オランダでいろんな農家に話を聞いたり、同時にインターネットで日本語で書かれたオランダのことの文献とかを見ていて、まるでオランダがすばらしくて、日本は遅れているという印象が植え付けられているんですけど、“少なくとも私がかかわった日本からオランダに視察にやってきた人たち”とオランダの農家は、じつは両方とも抱えている問題は一緒ですし、考え方もそこまで変わらないのではないか思いました。ただ、政策とかを含めて外的要因で違いが出てきているようです。それと、オランダ人のほうが合理的で商売人ということですかね。

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