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人生・農業リセット再出発

チーズ大好きだった醍醐天皇

ゴータマ・知ッタカブッタ流に言えば、孔子も仏陀も年代は紀元前500年の同級生。王子だった釈迦は妻子を捨てて出家するが、6年の苦行を重ねても悟りを開けなかった。骨と皮の骸骨みたいにやつれて座している釈迦のリアルな彫刻に、パキスタンの博物館で見入ったものだった。
ヨロヨロと死にそうにあぜ道を歩いているとき、少女が牛乳で作った粥を恵んでくれた。腹が減ってはイイクソができない! 腹が満たされた釈迦は、肉体的、精神的にも安寧を取り戻して菩提樹の下で黙想して、モ~クソ~!?と念じたのかどうかは不確かだが、やがて、パッと叡智を極めて悟りを開いたと言われている。そうして仏教はできた。牛乳粥を恵んでくれた仏教の恩人である娘の名前は、乳製品メーカー名にも使われている、スジャータである。その牛乳と穀類を煮込んだ粥は、OJAと言い、オジヤの語源となる。一般的に仏教では殺生を禁止されているから、牛乳も摂取されないかと思いきや、初めはそうではなかったようだ。
物事の本当の面白さや最高の味わいを醍醐味と表現するが、これは仏教用語。牛乳製品を発酵させると、最後は濃厚な固形物のチーズやバターになるが、発酵の五段階ごとに、乳(にゅう)、酪(らく)、生酥(しょうそ)、熟酥(じゅくそ)、醍醐(だいご)になる。五つの味を五味(ごみ)と言い、後のものほど美味とする。その最後の「最高の美味」を「醍醐味」と言い、仏教では、五味は教義や経典の深浅の説明に用いられる。『大般涅槃経(だいはつねはんきょう)』は醍醐味、仏陀の最上で真実の教えを言う。サンスクリット語でサルピス・マンダと言うが、乳酸飲料「カルピス」はこの「サルピス・SARPIS」をもじった商標である。

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