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特集

求む!契約栽培 いまメーカーが欲しがっている加工用作物


「青摘みミカンプロジェクト」と名付け、3年かけて栽培技術から販売までを検討していくという。生産者の所得増大と荒廃地削減に向け、プロジェクトでは早期成園化を目指し苗木を超密植に定植した。
かんきつ類は機能性の研究が進み、青摘みミカンも成分が注目されている。青摘みは栽培期間が短く経費がかからない。早期成園化を狙い「興津早生」の苗を、通常の4倍の栽植密度で10a当たり200本定植した。10aで3~4tの収量を目標に、省力、減農薬で経費をかけない栽培体系を構築する。機能性成分が多い収穫適期も探っていく。

【オーダーメイド型産地推進でセミナー】

埼玉県はこのほど、生産者、食品メーカーなどを対象に「オーダーメイド型産地づくりセミナー」を開催した。同県では今年4月から、食品・医薬品・化粧品メーカーのニーズに合った農産物を生産するオーダーメイド型産地づくりを推進。セミナーでは事業概要の説明や専門家による講演などが行なわれた。また、産地と実需者とのマッチングのためのエントリーシートが配布され、実需者は希望する品質、規格などを申告した。
同県の野菜産出額(14年)は全国6位で、ネギ、ホウレンソウ、コマツナ、サトイモでは全国1位となる。一方、首都圏に位置し、食品メーカーも多く立地するにもかかわらず、野菜生産では加工・業務用に向けた取り組みが進んでいなかった。
食の外部化が進展するなか、県では生産者と実需者のマッチング支援、産地づくりに必要な機械や施設の導入支援を通じ、加工・業務用の産地拡大を図る。また、加工・業務用に適した品目・品種の検討、機能性成分の分析、機能性を高める栽培条件や栽培方法の検証なども行なう。

【月山ワイン用ブドウ拡大 新品種導入に助成】

地域振興やブランドづくりなどを目標に、JAが仕掛けるケースもある。山形県JA庄内たがわが醸造用ブドウの増産を強めている。国産ブドウで造る「日本ワイン」人気の高まりも追い風に、地元ブランド「月山ワイン」の需要拡大が見込まれるためだ。
原料は管内産ブドウだけを使い、主力の専用品種「ヤマソービニオン」をはじめ、生産量は15年度に190tを超えた。ワインの種類を増やすため、育苗ハウスを活用した新品種の栽培も開始。新品種の苗木費の4割を助成し、生産拡大を目指す。JAは市場出荷の3倍近く高い価格でブドウを買い取り、農家の所得増大につなげる。
管内では「ヤマソービニオン」をはじめとした専用品種に加え、自生する山ブドウを採取し、出荷する農家を含め約90人が35haで生産する。JAが全量買い上げ、JAの加工施設で醸造する。

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