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特集

求む!契約栽培 いまメーカーが欲しがっている加工用作物


15年、国産の相場は東京都中央卸売市場の年平均価格で1023円。これは10年前の06年の484円から約2倍になっている。今年1~9月の平均価格は991円で、高値の傾向が続いている。
国産と中国産の両方のニンニクを使用している食品加工メーカー数社に取材を申し入れたところ、現在、明確に答えられないとの回答がいくつかあった。

【10t単位ですぐにでも欲しい】

シーピーシーの取引先のなかには、年間200tを使用する加工食品メーカーもある。
「国産を使いたくても確保しきれないので、大手はやむなく中国産を使っている状況です」
岩本氏は国産であれば、青森県産でも九州産でも産地を問わず欲しいと話す。たとえば青森県産の福地ホワイト六片は味がまろやかで、九州産の嘉定種はパンチが効いている。どの産地のどの品種を使用するかは、それぞれ加工食品メーカーや飲食店が風味や栄養を研究して買い求めるのだという。
「10tでも30tでも、すぐに買い取ります。契約は、1年契約でも5年契約でも相談します」
シーピーシーは契約栽培先を募っている。生ニンニクと乾燥ニンニクとで価格は異なる。生ニンニクの場合、600~700円/kg、乾燥ニンニクの場合は重量が3割軽くなるため3割価格に乗せる。シーピーシーでは、加工して出荷する商品も扱っているため、価格差はあるが、割れているものや6片が5片になっているものなど、サイズの別は問わない。産地は問わないものの、取引価格は物流費込みの契約になるため、会社に近い九州・四国・中国地方の生産者のほうが両者にとって望ましいという。
ちなみに全国の平均収量は約900kg/10aだが、地域によって収穫量に大きな差があり、地域の土壌や風土・品種によっても大きく異なる。適地かどうか確認のうえで検討してほしい。 (平井ゆか)

生薬
漢方薬人気で需要拡大
チャレンジする生産者を求む

昨今、ますます漢方薬のニーズが高まっている一方で、原料となる生薬は日中両国で安定調達が課題となっている。生薬は一般的な農作物に比べると生産技術や求められる品質のハードルが高いが、薬用という特定の価値を持つ作物である。日本漢方生薬製剤協会に、生薬の契約栽培の始め方を聞いた。

日本漢方生薬製剤協会(以下、日漢協)の広報委員会副委員長を務める中島氏によると、近年、漢方薬の需要は増え続け、大手漢方企業のデータでは10年間で製品出荷数量は約2倍に伸びているという。

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