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【地域活性化という「遊び」】
鶏を屠殺して解体する田舎でできるリアルな体験から学ぶ子供たち
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第8回 2016年11月04日
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と子供たちが言っても
限界集落からは車で1時間近く
行かないといけないし
3歳くらいから
ナイフも包丁も持ってもらって
おやつだろうが
ご飯のおかずだろうが
「食べたいものがあったら
自分で作ってね」
というのが我が家の方針。
最近ちょうど
卵を産まなくなった鶏がいたので
「ラーメンだったら鶏を捌(さば)くところからやってみたらどうだ」の提案に
「わーやるやる! やりたい!」
と二つ返事。
「やるやる!」となったら
あとは黙って放っておくのが
またまた我が家の方針。
彼らが小学生の時に
通っていた自然学校で
鶏捌きを少し体験させていただいたことはあるものの
一から十まで
というのは今回が初めて。
早速中高生の長男次男が
ネットを駆使して情報を収集。
必要な器具を揃えて包丁を研いだりお湯を沸かしたりと
周到な準備をして
2時間後には作業開始。
親や学校の先生に言われると
時間がかかるのですが
自分たちのやりたいことを
やるとなると
なんと準備の早いことでしょう。
卵を産まなくなった鶏がいたので
「ラーメンだったら鶏を捌(さば)くところからやってみたらどうだ」の提案に
「わーやるやる! やりたい!」
と二つ返事。
「やるやる!」となったら
あとは黙って放っておくのが
またまた我が家の方針。
彼らが小学生の時に
通っていた自然学校で
鶏捌きを少し体験させていただいたことはあるものの
一から十まで
というのは今回が初めて。
早速中高生の長男次男が
ネットを駆使して情報を収集。
必要な器具を揃えて包丁を研いだりお湯を沸かしたりと
周到な準備をして
2時間後には作業開始。
親や学校の先生に言われると
時間がかかるのですが
自分たちのやりたいことを
やるとなると
なんと準備の早いことでしょう。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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