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トウモロコシのはなし

流通や肉牛生産・販売の立場から国産子実トウモロコシをどう考えるか


――本当の意味での“和牛”をつくるというわけですね。
山本 そのとおりです。いまの国内でつくられている畜産物は「純粋な日本の畜産物」とはいえないと思っています。食べている飼料がほぼ米国をはじめとする海外産で、畜産の血統も海外から入れてきているものが少なくありません。
これは本当におかしな話で、アジアに日本の食品を売り込んでいる僕の友人は、アジアの大手スーパーから「日本の肉は飼料がほとんど米国産じゃないか。それだと商品として特色が出ないから必要ない」と言われたことがあるそうです。つまり、日本は輸出に堪えられない、そういうつまらない畜産をやっている国だというのですね。もっともな指摘だと思います。
プレミアムな価格になったとしてもいいから、なぜ日本でつくったトウモロコシで育てる牛が出てこないのか不思議でしょうがないですよ。だからこそ、この一連の国産子実トウモロコシを産業化しようという取り組みを、僕は非常に肯定的な目で見ています。ユーザーの一人としても早く子実トウモロコシを使えるような土台ができることを期待しています。

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