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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

私が北方・沖縄担当大臣だったら(1)

なんでも12月に安倍首相とロシアのプーチン大統領が会談するらしい。もちろん日本の重要要求課題である北方領土問題を一気に解決させる可能性に期待が膨らむ。
一部では4島一括は難しいので1956年に話が決まりかけた2島返還を目指すと聞く。ただ、返せ北方領土!と声高々に叫べばどうにかなる話ではない。では、なぜ北方4島は日本の領土だと主張できるのか簡単に説明しよう。
外務省のホームページでは「日本はロシアより早く、北方4島(択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島)の存在を知り、多くの日本人がこの地域に渡航するとともに、徐々にこれらの島々の統治を確立し……1855年に下田条約で国境を画定した」。この説明がすべてを語るのだろう。

北方4島訪問に日本の
パスポートは使えない

その後、第二次世界大戦の終結8月15日以降にロシアが南樺太と北方4島に軍事侵攻を行ない、現在に至っても両国間に平和条約が結ばれず、ハワイにバカンスに行くのと違い、個人旅行はものすごい規制や条件が必要になる。
もっと不可思議なのはこの北方4島に日本人が訪れる場合、日本のパスポートを使用して訪れることを日本側は容認しないことだ。
たしかに日本領土なのだから日本のパスポートを使用してロシアのスタンプを押して北方4島の土を踏むことがおかしいのは当然だろうが、それによって過去70年以上も2国間の多方面の交流が著しく制限されているのは相互の利益喪失にもつながる。

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