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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

私が北方・沖縄担当大臣だったら(1)


自分の経験だが、1993年ごろ北海道の女満別飛行場から磁方位090にある国後の当時のメンデレーエフ飛行場まで小型機で行きたいと関係各所と調整をした。外務省ロシア課の松尾課長は私の話を当初おとなしく聞いていたが、「どちらのパスポートをお使いになりますか?」と聞いてきた。
迷いもなく、「日本のパスポート」と胸を張って答えたが、松尾課長は「日本領土に日本のパスポートを持ってロシアの入国スタンプを押すのはおかしいでしょう、全省をもってこの計画をつぶします」と烈火のごとく怒った。
事情を聴いてわかったが、ついでに「アメリカのパスポートだったら問題なしですか」と聞いたら、「アメリカ政府に聞いてみてください」と外務省らしい回答を得た。
そのうちこんな問題も解決されるだろうと思っていたが、首相が何人替わっても、ただただ無駄な25年の時間が過ぎ去っていった。
調べてみると、当時の元住民も7000人を切り、あと20年もしないで誰一人として発言できなくなり、「故郷を返せ!」の意義はなくなってしまうのだろう。

北方2島とベーリング島
を交換しては

そこで私が北方・沖縄担当大臣だったら、こんな提案をプーチン大統領にしてみます。まずはこの距離を示す数字を見てほしい。
納沙布岬(日本領)→貝殻島(実効支配ロシア領)=3.7km/東京→グアムの飛行場=2532km/千歳→アッツ島(米国領)=2577km/釧路→アッツ島=2396km/納沙布岬→アッツ島=2268km/カムチャツカ半島(ロシア領)→ベーリング島(ロシア領)=180km/ベーリング島→アッツ島=337km
ピーンと来た方もいらっしゃるでしょうね。北海道から米国までは案外近いのです。もっと近くする方法があります。
返せ北方領土と言っても本当に返されたら今後、社会資本投入にざっくり日本の国家予算(100兆円)が必要との話もあり、誰がその負担をするのか考えたらゾッとする方たちもいるでしょう。
この際、2島(歯舞、色丹)で妥協してプラスアルファの部分は実務で利益を得てはいかがでしょうか。
北海道とアラスカのほぼど真ん中、カムチャツカ半島の180km東にあるベーリング島(東隣の島も)を択捉、国後の代わりに日本領に編入する提案をしてはどうか。
なぜそんな島を?とイブカる方たちがほとんどでしょうが、しっかりと日本の国益に適う。この東経166度15分、北緯55度0分、長さ90kmで面積1660は沖縄本島よりも40%大きく、オアフ島より少し小さい島に日本の飛行場を作りましょう、という話です。

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