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【地域活性化という「遊び」】
教えようという意思なんてないのにおばあちゃんが教えてくれる大切なこと
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第9回 2016年12月02日
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明日ちょっと農協まで
乗せてくれてかい?」
まーなんとも可愛らしい声で
月に何度か電話がなります。
電話の主は数年前
おじいちゃんが亡くなって
一人暮らしになったおばあちゃん。
「いいよ」
僕らはこういうときのために
農協や郵便局に行く用事を
ためておきます。
逆に
「明日農協に行くけど、
おばあちゃん乗って行く?」
とこちらから
電話することもあります。
農協までは10キロ
市バスも走ってますが
バス停まではなんと4キロ
普段から手押し車を押している
おばあちゃんには無理な距離です。
おじいちゃんが亡くなって
一人暮らしになったおばあちゃん。
「いいよ」
僕らはこういうときのために
農協や郵便局に行く用事を
ためておきます。
逆に
「明日農協に行くけど、
おばあちゃん乗って行く?」
とこちらから
電話することもあります。
農協までは10キロ
市バスも走ってますが
バス停まではなんと4キロ
普段から手押し車を押している
おばあちゃんには無理な距離です。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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