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今月の数字

43% 熟考・評価が必要な読解力に関する日本人(15歳)の正答率

2016年12月6日、72カ国・地域の15歳計約54万人を対象とした「国際学習到達度調査(PISA)」の結果が経済協力開発機構(OECD)により公表された。
「科学的リテラシー(活用する力)」「数学的リテラシー」の2分野の日本の平均点はそれぞれ2位と5位で、順位を上げたのに対し、「読解力」の分野では前回の4位から8位に下がった。そもそも00年以降8位→14位→15位→8位→4位→8位と推移し、日本の「読解力」はそれほど高くないと認識したほうがよさそうだ。
読解力とは何か。この調査では「情報へのアクセス・取り出し」「統合・解釈」「熟考・評価」の3側面がある。09年の詳細調査における日本の正答率は82.8%、63.8%、56.0%でOECDの正答率をいずれも上回っている。しかし無回答率は2.0%、2.5%、10.9%と「熟考・評価」で非常に高く、OECDの無回答率7.2%を3.8ポイントも上回っている。「熟考・評価」の出題例を見よう。

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