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イベントレポート

第26 回ボトムプラウ有機物循環農法体験記授賞式

全国から約80名の農業経営者らが参集し、第26回有機物循環農法体験記授賞式が2016年12月5~6日に茨城県土浦市で開催された。 スガノ農機(株)代表取締役の菅野充八氏の挨拶により開会した。授賞式に先立ち登壇したのは元ローソン・ジャパンの社長で全日本農商工連携推進協議会会長の都築富士男氏だ。「先行事例に学ぶこれからの農業経営」と題する講演のなかで、企業経営で経験した知見をもとに農業・農村の現状とマーケティングの視点から捉えた商品開発の話題、農業と他産業との連携について触れた後、リーダーとしての経営者の役割について述べた。

優秀賞は1名、計8名が表彰

有機物循環農法体験記の表彰は、審査委員長を長らく務めた村井信仁氏の勇退により今年から審査体制が一新した。今回の応募状況について、前回より審査に加わっている齊藤義崇氏と今回から新たに審査に加わった農研機構九州沖縄農業研究センターの主任研究員である中野恵子氏がそれぞれ総評を述べた。
今回の受賞者は優秀賞が1名、秀逸賞7名と合わせて、合計8名である。北海道、東北、関東、東海、四国地方の若手から熟練の経営者が表彰された。若くして家業の存亡に悩まされ農業を職業に選んだり、農業以外の道に進んだものの農業で再起を誓ったりと苦悩は八人八様である。受賞後のスピーチにそのドラマが垣間見られ、来場者は聞き入った。
授賞式の後に満を持して披露されたのは、ヒューマンドキュメンタリーの最新作である。主人公は愛媛県大洲市に拠点を構える「農事組合法人たいよう農園」の代表を務める本田和也氏。ミカン農家を継いだ頃に経営者の心得を学んだことから養豚家に転身し、さらにタマネギとキャベツを中心に露地野菜の生産・加工を手がける事業を興した。地元の若者を積極的に雇用し、現場を任せることで成長の機会を与え、事業を軌道に乗せる手腕には周囲にあっと言わせる勢いがあるようだ。新作のDVDは来春に発売予定である。

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