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今月の数字

9兆5,000億円(総菜の市場規模)

人口減少で縮小傾向にある国内の食市場で惣菜が元気だ。内食、外食とも微減にあるなか、2015年の市場規模は9兆5,881億円と6年連続で増加し、11年前から26.5%増となっている。
なかでも「コンビニエンスストア」が前年比5.5%増の2兆9,451億円、「食料品スーパー(SM)」が6.6%増の2兆4,511億円と高い伸びを見せている。市販用冷凍食品市場でも弁当から食卓にトレンドが変化している。冷凍食品における惣菜おかず用途の市場が拡大しており、弁当用途が5年前に比べほぼ横ばいの99%であるのに対し、惣菜おかず用途は130%と大きく伸長している。
独立行政法人農畜産業振興機構の調査結果では、惣菜を毎週購入している者は約4割を超えており、惣菜の購入金額は1年前と比べ「変わらない」が約6割、「高くなっている」が約4割を占めている。なぜ惣菜を利用するのだろうか。一般的に以前よく語られていたのは「共働き世帯が増えて仕事を持つ主婦が忙しいから惣菜を買うのではないか」という理由だったが、属性別に見ていくと他に理由がありそうだ。

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