記事閲覧
【海外レポート】
イタリア農業機械展(EIMA)の視察日記(番外編)
- 齊藤義崇
- 2017年04月03日
- この記事をPDFで読む
気づかされた日本の「常識」
これまで3回に渡るイタリア農業機械展のレポートでは、皆さんが憧れを抱くトラクターや最新鋭のICT機器ではなく、部品や作業機を中心にメカニックな部分を取り上げてきた。
もちろん、最新鋭のトラクターはカッコいいもので、目の保養になった。ICTに総称されるハイテク機器やGPSを使ったガイダンス自動操舵システム、作業履歴や記録の農場管理システム、動物飼育管理システムなども技術力を見せつけられる画期的な道具で、それを否定するつもりはない。しかしそれ以上に、今回の視察では北海道農業、さらには日本農業の常識、我われの発想が固定化し、柔軟さに欠けていると気づかされたことのほうがおもしろかったのである。それらを日本の農業経営でいま実践するべきことを考え直すチャンスに変えたいと思う。
会員の方はここからログイン
齊藤義崇 サイトウヨシタカ
1973年北海道生まれ。栗山町在住。昨年、普及指導員を退職し、実家の農業を2014年から営む。経営は和牛繁殖、施設園芸が主体。普及指導員時代は、主に水稲と農業経営を担当し、農業経営の支援に尽力した。主に農業法人の設立、経営試算ソフト「Hokkaido_Naviシステム」の開発、乾田直播の推進、水田輪作体系の確立などに携わる。
海外レポート
ランキング
WHAT'S NEW
- 有料会員申し込み受付終了のお知らせ
- (2024/03/05)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2023/07/26)
- 年末年始休業のお知らせ
- (2022/12/23)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2022/07/28)
- 夏期休業期間のお知らせ
- (2021/08/10)
