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海外レポート

イタリア農業機械展(EIMA)の視察日記(番外編)

最新鋭の機械のトレンドより
気づかされた日本の「常識」

これまで3回に渡るイタリア農業機械展のレポートでは、皆さんが憧れを抱くトラクターや最新鋭のICT機器ではなく、部品や作業機を中心にメカニックな部分を取り上げてきた。
もちろん、最新鋭のトラクターはカッコいいもので、目の保養になった。ICTに総称されるハイテク機器やGPSを使ったガイダンス自動操舵システム、作業履歴や記録の農場管理システム、動物飼育管理システムなども技術力を見せつけられる画期的な道具で、それを否定するつもりはない。しかしそれ以上に、今回の視察では北海道農業、さらには日本農業の常識、我われの発想が固定化し、柔軟さに欠けていると気づかされたことのほうがおもしろかったのである。それらを日本の農業経営でいま実践するべきことを考え直すチャンスに変えたいと思う。

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