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今月の数字

40億円(全農がスシローへ出資を予定する最大額)

全国農業協同組合連合会(以下、JA全農)が回転寿司チェーン「あきんどスシロー」を傘下に持つ(株)スシローグローバルホールディングス(以下、スシロー)に、3月中にも最大40億円出資し、議決権ベースでスシロー株の数%を所有する見通しだ。農林水産大臣は「農水省と打ち合わせをしながら出資をしていただいた」とコメントしている。
スシローは店舗数442店、売上高1,464億円の回転寿司最大手で、この4年間の売上高の伸び率は毎年7~8%増、5年前に比べて47%増という成長企業だ。もともと1975年に誕生した大阪の立ち食い寿司がルーツである。事業を順調に伸ばし、2001年から関東・中部にも店舗を展開、03年には東証2部に上場した。ところが、経営者兄弟の争いと敵対的買収を防ぐため、投資ファンドの出資会社による買い付けを行ない、09年に上場を廃止して株式を非公開とした。その後、12年に英国の投資ファンドへの転売を経て、今年3月30日に東証への再上場が予定されている。

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