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土門「辛」聞

「京山、コメ産地偽装」週刊誌スクープのお粗末

週刊ダイヤモンド2月18日号(同13日発売)が放った「儲かる農業2017」特集はご覧いただいただろうか。目玉の告発スクープは、JA京都グループ系の米卸「京山」(原田章社長)による“産地偽装”の暴露記事だった。
発売と同時にJA京都グループと京山は、事実無根のでっち上げ記事として、発行元のダイヤモンド社と記者を相手に損害賠償および名誉回復を求める民事訴訟を起こしている。さらに同27日には名誉毀損罪での刑事告訴にも踏み切った。ダイヤモンド社は全面的に受けて立つ構えだが、勝ち目はまずないだろう。

週刊ダイヤモンドと
タイコーさんの因縁

告発スクープは、京山の産地偽装を暴露することで、出資母体のJA京都グループの総帥、中川泰宏会長の責任を問うような内容だった。それが事実無根ということなら、京山は巻き添えにされたようなものである。いずれ京山は、ダイヤモンド社などを相手に風評被害による営業上の損害についても賠償を求める民事訴訟を起こすものと思われる。賠償請求額は数億円に上るという業界の推測もある。
巻き添えにされたのは、京山の出資母体が、JA京都グループ(55%)とJA全農京都(23%)という関係からだ。その代表者はいずれも中川会長。ここでは地元でのニックネームに合わせて「タイコーさん」と呼ばせてもらおう。京山の“産地偽装”を暴けば、出資者責任という形でタイコーさんをやり込めることができると、週刊ダイヤモンドは考えたようだ。

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