ナビゲーションを飛ばす



記事閲覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加はてな
  • mixiチェック

亜麻物語

亜麻栽培の経済性


優良耕作者賞与もあった。亜麻協会を結成し、反収・茎の品質を査定し、表彰する。これは栽培技術向上の観点から当然とは思える。バレイショや甜菜などについては、農業団体が企画するケースが多い。
ともあれ、亜麻栽培は一般作物とは異なった体質であることは確かである。亜麻の場合は需要の起伏が激しいだけに工場と農家が一体となって対応し、不景気を乗り切るとか、景気の良いときには一緒にその恩恵を享受するなど、仲良し連合体であったと思える。
亜麻繊維は海外に輸出されて外貨を稼ぐ役割を果たした。亜麻工場は韓国・満州・樺太・台湾などにも進出した。殖産興業としては立派にその任を果たしたと言えるであろう。
参考までに図1は3カ年平均の茎収量・単価、10a当たり収入(円)の推移である。農家の収入は事変によって増えている。第二次大戦を終えるまでは貨幣の価値がほとんど変動しないで推移しているが、終えるとインフレ騒動があり、大きく変動してしまった。

関連記事

powered by weblio