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スマート・テロワール通信

「スマート・テロワール」ついに幕開け

スマート・テロワールとは地方都市を含む広域の農村自給圏の構想である。 そのコンセプトは食料のサステナビリティ(持続可能性)を目指し、 「田畑輪換を畑作輪作へ転換する」「地域に女性の職場の食品加工場をつくる」「住民の地元愛で地元産の食品を応援する」 という3つに取り組むこと。実現すれば、21世紀の社会において農村が最も元気になる。

山形大学、畜肉加工品の
アンケート調査を実施

山形大学農学部は5月、鶴岡市と酒田市のスーパーマーケットにおいて、大学が肥育した豚を加工したウインナー、ロースハム、ベーコンの試食アンケート調査を実施した。これらの畜肉加工品は、大学や地域で収穫された加工用ジャガイモや大豆などの規格外品およびトウモロコシを餌として与えた豚を、地元の加工会社が試作したものである。アンケートは既存の市販品と大学の試作品との情報を与えず試食してもらい「どちらを購入するか」を問う。結果は左図のようにウインナーは市販品、ロースハムとベーコンは大学の試作品が優勢という結果が出た。
大学では、このアンケート調査を元に塩分・水分・せん断力価および見た目・香り・食感・味・購入意欲などの分析をして加工会社とともに品質改良をしていく考えだ。
アンケート実施日は休日で、主婦や家族連れ、若者、年配者など老若男女問わず多くの人が参加した。「いつから販売になるのか」「価格はいくらか」「非常に美味しかった」「地元の取り組みなので協力する」などの声が寄せられ、高い関心が見られた。

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