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特集

我らにとっての「土を考える会」


司会 そのためにはやっぱり経営の安定、経済の事を考えていかなけりゃね。
石橋 投資に関してはね、金なんかおっかなくて銀行になんか預けちゃいられないから畑に貯金をする方がいいんだ。そいうことに私は徹しています(笑)。
全員 本当だね。銀行も農協もだめだわ(笑)。

【農外女性が男を変えているように「人材自由化」が農業を活性化する】

村井 今、後継者の話がでたけどね、土を考える会では「後継者がいない」というのは自分の息子を説得できるような経営をやっていなかったんじゃないか、とよく話していましたよね。
小野寺  親白身がおのれの身を正して自分の経営をきちっとしないと後継者も育たないし、また後継者もしっかりしていれば嫁さんだってくるんですよ。
勝部 僕の家もそうなんだけども、うちの周りを見ても農業の経験が無かったり、じいちゃんも両親もまったく農業とは関係のないお嫁さんが今農村に結構多いんだよね。むしろそのおかげで男たちが変えられてきているような気がする。
農業をどうやって活性化するかという問題なんだが、補助金付けてやることでもなければ素晴らしい機械を開発することでできるわけでもない。一番先にやらなきゃいけないのは農業に対する「人材の自由化」ではないか。これが一番いいと思う。もちろん失敗もあるだろうけど。それでも「農業に他から人が入ってくるぞ」とかされるだけでも農業は変っていくのではないだろうか。例えば米が輸入されるといっただけで、もう誰も米を値上げしろとはいわなくなり、何とか据え置きにして下さいというぐらいしかお願いしないわけさ。
だから農業の中に自由に他人が入ってくるよということになったら少なからずや「こりゃ大変だ。俺もがんばらにゃ」という若者だって相当出るはずだ。しかし、現在は「君以外に人はいないんだから頑張れ」などととんでもないこというからね、「それだったら俺も据え置きにしとってもいいな」なんてことになる。行政はその辺の腹を読み込んでいて嫁さんがいないって騒いでいる。農民をもうちょっと入れ替えようといっただけで実際に行動取らなくたって頑張ろうと思う人がかなり増えるんでないか。

【経営の後継者は自分の子供でなくてもよいではないか】

小野寺 自分の息子が後継者だというのではなくて、誰でも企業感覚で自分の農場を継承してくれる人がいるというようにならなけりゃね。勝部農場は永遠に続くけど勝部農場の経営者は明日から石川さんかもしれない。でもそれは勝部農場の歴史をふまえたものなのだという、新しい感覚の農業の中で後継者対策を考えていかないとだめですよね。

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