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特集

我らにとっての「土を考える会」


「競存共栄」が96年の北海道土を考える会のテーマでもあるんです。皆が同じものにどっぷりつかってしまうのではなくて、競争しながら共に栄えていく。農業も関連企業も「競存共栄」をはかりながら新しい道といいますか、仲間を集めて、今まで20年間土を考える会を引っ張って来た先輩方と同じように、この会を守るためというよりは北海道の農業や自分たちの農業の夢を達成するために頑張ろうと思います。自分たちの夢を限りない可能性として見つめ続ける、そんな同志が集えるものにできればいいなと考えています。
勝部 「男のロマン、女の不満」といったでしょう? それは本当に男のロマンなのかな。例えば学生時代僕等の所ヘアルバイトに来て、その後何年か勤めてくれて農業者になるって人は、ほとんどの人が町のお嬢さんと結婚する。で、その彼らはほとんど実現しそうにもない膨大な夢を来る日も来る日も語りかけるのさ、彼女に。それで彼女を射止める。だからそこでは男のロマンが不満なのではなくて、「男の怠慢、女の不満」なんじゃないかな(笑)。男のロマンに不満を持つ女なんてほとんどいないよ。自分のロマンっていうのはただ自分がロマンだと思っているだけでパッと見直したらそれが怠慢であったりする場合もあるからね。だから俺は「男の怠慢、女の不満」にしてもらいたいな(笑)。

【フランスのSIMAショーのような農業展示会にしようではないか】

司会 どうですか、これからの会への期待等があれば一人ずつ伺って終わりにしたいと思うのですが。
石橋 これからも勉強を今まで以上にやって頂いて、自分の信念をまとめあげていって貰う事が大事かなあと思います。
勝部 難しい質問だねえ、自分の見通しもたたないのに土を考える会はどうだといわれるのは(笑)。
石川 勝部さん、最後の問は例の「土とは何ぞや」さ。あれを思い出せばいいんだよ。
勝部 土はお金もうけになるって話もあるしね(笑)。
石川 あの話の時、俺青くなったぞなー(笑)。白滝の斎藤さんよ。
勝部 土を考える会の中身はある角度から見ればどんどん充実しているともいえるし、大衆性があれば魅力が薄れることも仕方がないっていう見方もあります。土を考える会はいい事をやっていても自分達の中だけで終わらせないで幅広い人に何とかしてこんなのがあるんだよという事を分かってもらえるようにしてもらいたい。
当時農協あたりの小さい店舗には必ず土を考える会の大きなポスターを貼っていた。そんなに派手ではなくてもいいから、宣伝をしっかりやってもらいたい。というのは、出品する農機メーカーあたりからは不満も出ているわけですよ。人の集まり方が少ないのにコストが掛かり過ぎるとか。もちろん農業機械フェアだけが土を考える会ではないのだけれどこれがメインになっていることも事実だからね。

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