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【江刺の稲】
村井信仁新社長就任後も混乱するスガノ農機
- 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
- 第254回 2017年07月07日
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大森新社長は全国土を考える会(前田喜芳会長)の役員に招集をかけ、菅野氏の解任と新体制で全国土を考える会と活動したいと呼びかけた(3月4日)。しかし、大森氏が「失われた12年」という表現を含めて語った全国土を考える会に関する認識に会員が反発し、会の途中で席を立つ人が続出した。さらに、3月28日、北海道土を考える会が臨時総会を開催し、以後、同会がスガノ農機とは一線を画して活動する旨の決議をした。北海道の臨時総会に参加した全国の役員たちもその決議を各地に持ち帰って協議を進めるとともに、全国土を考える会は4月12日に都内で臨時役員会を開催し、全国会も北海道土を考える会と共同歩調を取ることに決めた。以上の内容は既報の通りである。
その後、全国土を考える会は会費を管理する口座の通帳および印鑑の返還を求めた。しかし、それはいまだに実行されていない。
その後、全国土を考える会は会費を管理する口座の通帳および印鑑の返還を求めた。しかし、それはいまだに実行されていない。
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昆吉則 コンキチノリ
『農業経営者』編集長
農業技術通信社 代表取締役社長
1949年神奈川県生まれ。1984年農業全般をテーマとする編集プロダクション「農業技術通信社」を創業。1993年『農業経営者』創刊。「農業は食べる人のためにある」という理念のもと、農産物のエンドユーザー=消費者のためになる農業技術・商品・経営の情報を発信している。2006年より内閣府規制改革会議農業専門委員。
江刺の稲
「江刺の稲」とは、用排水路に手刺しされ、そのまま育った稲。全く管理されていないこの稲が、手をかけて育てた畦の内側の稲より立派な成長を見せている。「江刺の稲」の存在は、我々に何を教えるのか。土と自然の不思議から農業と経営の可能性を考えたい。
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