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【地域活性化という「遊び」】
裏山に生えた茶の木が入れた クリエイティブ・スイッチ
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第16回 2017年07月07日
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しかしかれこれ5時間
マムシやイノシシはもちろんのこと
最近は熊の目撃情報も相次いでいたりするのでさすがに心配になって
ちょっと見に行ってこようかと話していると帰ってきました。
何やら葉っぱをいっぱい背負っています。
見てみるとお茶の葉っぱ。
「なんや今度はお茶作るんかいな」
「俺、一回でいいから抹茶アイスを腹一杯食べたいねん」
子供のくせに甘いものは苦手という長男ですが
抹茶アイスは彼の大好物。
大好物と言っても食べる時は本物の抹茶が入った高級品を食べるので
予算の都合もあったりして
なかなか1人1個ずつというわけには行かず
家族6人で3個とかをちびちび味わいながら食べるわけです。
たまに貰い物でいただいたりして、1人1つずつある時などは
「えーーーっ! 1個まるごと食べられんの!」と大騒ぎになります。
そんな事情からか長男は
その贅沢品を満足いくまで心置きなく食べるにはどうしたらいいかと
日頃考えていたようで
自分が小学生時代裏山で
お茶の実で遊んでいたのを思い出し
「なんやお茶あるやん」となって
クリエイティブのスイッチが入ったようです。
僕自身草刈りをしながら
山に点々とお茶の木があるのは気がついていたのですが
どちらかというと
コーヒーが好きなので
それを利用するところまではあまり考えませんでした。
マムシやイノシシはもちろんのこと
最近は熊の目撃情報も相次いでいたりするのでさすがに心配になって
ちょっと見に行ってこようかと話していると帰ってきました。
何やら葉っぱをいっぱい背負っています。
見てみるとお茶の葉っぱ。
「なんや今度はお茶作るんかいな」
「俺、一回でいいから抹茶アイスを腹一杯食べたいねん」
子供のくせに甘いものは苦手という長男ですが
抹茶アイスは彼の大好物。
大好物と言っても食べる時は本物の抹茶が入った高級品を食べるので
予算の都合もあったりして
なかなか1人1個ずつというわけには行かず
家族6人で3個とかをちびちび味わいながら食べるわけです。
たまに貰い物でいただいたりして、1人1つずつある時などは
「えーーーっ! 1個まるごと食べられんの!」と大騒ぎになります。
そんな事情からか長男は
その贅沢品を満足いくまで心置きなく食べるにはどうしたらいいかと
日頃考えていたようで
自分が小学生時代裏山で
お茶の実で遊んでいたのを思い出し
「なんやお茶あるやん」となって
クリエイティブのスイッチが入ったようです。
僕自身草刈りをしながら
山に点々とお茶の木があるのは気がついていたのですが
どちらかというと
コーヒーが好きなので
それを利用するところまではあまり考えませんでした。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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