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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

増殖が始まった!

特異日(とくいび)という言葉を天気予報で聞くことがある。ウィキによると、その前後の日と比べて偶然とは思われない程の高い確率で、特定の気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日となっている。
では長沼の特異日はいつになるのか。ドンピシャの日にちとは断言できないが、6月1日前後がその日になるようだ。昨年は5月31日に32mmの降水があった。大したことがないように思われるが、ほぼ1時間に満たない時間の降水量になる。一昨年は6月3日に108mmの降水があった。同じく大したことはないと思われるが、3時間でこの降水量だからやはり被害はあった。

この連作障害をなんとかなくしたい

何が問題になるのか? この時期は大豆の播種作業のド真ん中の日程になる。播種してすぐであったり、発芽してそこそこの大きさであれば問題ないが、播種した大豆の頭が地面から出るくらいにこの短時間の大雨に当たると発芽障害になり、播き直しやその後の生育に著しく影響を与えることになる。ここまではそんな自然現象もあっての農業と理解しているが、ここからは特定の担当者向けの会話になる。
豊かでしっかりした農政が存在する日本に感謝する実例をお話ししたいと思う。麦の後にソバを栽培してもそれなりの交付金制度があるが、お金だけの話ではない。なんといっても麦の連作防止にものすごく効果があるのだ。麦は大豆よりも面積当たりの労働時間が少なく、機械化しやすく、収入も50%以上高い。しかし続けて同じ畑で同じ作物を2年以上栽培すると、病気が発生するなどの理由で収量減がはっきりとわかる。でも手間がかからず、国民の安全・安心に寄与できるGM大豆は栽培できないのでやっぱり麦を栽培したい。なんとか魔法の薬を使ってこの連作障害をなくしたいと考えるが、簡単に対処法が見つからなかった。

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