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【地域活性化という「遊び」】
お年寄りの何気ない口癖に隠された深~い意味と知恵と説得力
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第17回 2017年08月02日
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今年一年生になった長女
ついこの間まで六年生の三男もちょっと怖がるようなトイレに
一人で行ってたのに突然行けなくなりました。
田舎にある古い家は
トイレが離れにあったりするので
夜ともなると暗闇の中を歩かないと行けないのです。
トイレの場所も照明も
全く変わっていないのに
彼女の中で
何かが変わったんでしょうね。
考える力とかイメージする力がついたという見方をすれば
成長したということの証なのですが
日々仕事に忙しい親や
成長していろいろとやりたいことのある男兄弟たちからすると
面倒な事態。
「この間まで自分で行ってたやろ、一人で行って来いよ」
とついつい叱ってしまいます。
こんな時家族の中に
じいちゃんかばあちゃんがいたら
いいのになといつも思います。
トイレが離れにあったりするので
夜ともなると暗闇の中を歩かないと行けないのです。
トイレの場所も照明も
全く変わっていないのに
彼女の中で
何かが変わったんでしょうね。
考える力とかイメージする力がついたという見方をすれば
成長したということの証なのですが
日々仕事に忙しい親や
成長していろいろとやりたいことのある男兄弟たちからすると
面倒な事態。
「この間まで自分で行ってたやろ、一人で行って来いよ」
とついつい叱ってしまいます。
こんな時家族の中に
じいちゃんかばあちゃんがいたら
いいのになといつも思います。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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