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編集長インタビュー

農家と二人三脚でアフリカの干し芋を輸出産業に育てていきたい


昆 1年ぐらい経ったときに一度辞めて戻ってきたよね。
長谷川 国際協力のコンサルティング会社に転職しようとしたのですが、それまで働いた会社と雰囲気があまりに違っていて、ここでは自分が遠回りして得たものが活かせないと思い直し、3日間だけ勤めて農業技術通信社に「転職はやめます」と戻らせていただきました。その節は大変失礼しました。
昆 いいよって受け入れる会社も会社だけど、そういうのも面白いなと思って。
長谷川 それから3~4年いて、読者の会の立ち上げやA-1グランプリを担当させていただきました。
昆 震災の後、またアフリカに行ってゴマをやるって言い出したんだよね。
長谷川 その前の1年間、まず日本で事業をやってみようと考え、ゴマの契約栽培で5反ほど作りました。平日は農業技術通信社で働き、週末は畑作業という具合で、半年ほど1日も休まずにぶっ通しで働きましたが、ほとんど収穫できずに大赤字でした。現実は机上の計算通りにはいかないものだと思いました。
昆 アフリカに行って何年になるの?
長谷川 6年目です。ケニアで事業を長年されている日本人が、ルワンダでマカダミアナッツの新会社を創るのに誘われて行きました。ナッツの会社と微生物資材の会社、2つの会社の経営を任されていました。それぞれうまくいっていたのですが、どうしても思いの深いタンザニアに戻りたくてそれらの会社は日本人に譲り、2014年にタンザニアでいまの事業を始めました。まだ事業から自分の給料が払えるほどにはなっていないので、自分の給料はコンサルティング案件などを引き受けることで稼いでいます。
昆 役所向けのコンサルティング?
長谷川 アフリカに進出しようとしている民間企業の支援を専門にしています。アフリカはここ数年、消費市場が急拡大しており、将来的にも人口が増えていくので、「資本主義最後の成長エリア」と注目されています。中国やインドではすでに高齢化の兆しが始まっていますが、アフリカの場合はまだまだ若い世代の人口が増えていくと予想されています。実際の財源は政府の補助金を使わせていただくこともありますが、それだけが目的ではなく、真剣にアフリカで事業をやるつもりがある企業さんの案件だけをお引き受けしています。いまのところかかわった案件はすべて継続しています。
昆 補助金を紹介するような産業はダメだよって説教したよね。その基本精神は捨てずに事業に打ち込んでいるんだね。

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