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イベントレポート

農から考える子どもの教育展/シュタイナー教育展2017

学校法人シュタイナー学園(神奈川県相模原市)は7月25日と26日の両日、東京大学で「農から考える子どもの教育展 ~シュタイナー教育展2017~」を開いた。
同学園の教育は、オーストリア生まれの思想家、ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)の理念に基づく。人間の中に成長し続けようと
する意志と叡智が潜んでいることを洞察した彼は、新しい学校づくりを通して、一生学ぶことをやめず、社会に寄与する人間を育成しようと志した。20世紀初めにシュタイナー学校がドイツに開校して以来、学校数は増加の一途をたどり、現在では80カ国1100校にまで広がっている。
アクティブラーニング(学修者が能動的に学修に参加する学習法)や教科間の垣根を越えたプロジェクト型授業、持続可能な生き方を育む実習体験、手作りの教科書でテストのない教育特例校として運営されており、今回は「農」を切り口に講演や体験授業、ワークショップ、手仕事体験が行なわれた。
シュタイナー学校は12年一貫教育を実施しており、各学年1クラスのみで定員26人の少人数制を敷く。どの教科でも生徒が年齢相応のテーマに取り組み、それを糧に成長していけるようカリキュラムが考えられている。農的教育は特定の学年に限ったものではない。

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