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人生・農業リセット再出発

サランラップ

産業革命は、250年以上も前にジェームズ・ワットの蒸気機関発明で織機の高速化と生産能率変革から起きた。
家内制手工業から工場制機械工業・大量生産への大転換だったが、それからも化石燃料から電気へ、電波、飛行機、IT時代へと文明の利器は日々進化を遂げている。ドイツやイギリスがガソリン自動車の製造禁止を打ち出したように、やがて石油を使うエンジンも過去の物語になる。ヨハネス・グーテンベルグが印刷機を発明して、聖職者以外は読めなかった手書きだった聖書が一般にも出回り、情報に大変革が起こったマーティン・ルターの宗教改革は16世紀のこと。では、現代の発明進化とは何か?
国際線機内の仕事中に英国人キャビンアテンダント(CA)が「cling-film」と日本人の新人CAに言っているが通じない。「サランラップのことだよ!」と教える。“cling”とは“しがみつく”の意味で、米語では「cling wrap」「plastic wrap」と呼ぶ。高品質の日本製は酸素や水分を通さず食品の鮮度を保ち、臭いを通さないポリ塩化ビニリデン製で薄く軟らかく、くっつきやすい。米国や英国製はポリエチレンやポリ塩化ビニル原材料が多いので硬くて破れやすく、くっつきが悪い。
『サランラップ』は、太平洋戦線で兵士が蚊に刺されない防護幕や、銃や弾丸を湿気から守る包装フィルムの用途で使われた合成樹脂ポリ塩化ビニリデンを、戦後に、ダウ・ケミカル社のラドウィックとアイアンズの2人が、妻たちとピクニックに出かけた時に、サンドイッチ用のレタスなどを包んでいたことに開発ヒントを得て、妻たちの名前がSarahとAnnだったので「SARA+AN+WRAP(包む)」となったとか。

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