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江刺の稲

北朝鮮有事で農水予算査定は厳しくなる

  • 『農業経営者』編集長 農業技術通信社 代表取締役社長 昆吉則
  • 第258回 2017年11月02日

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ところで、冒頭の「財務省の対応は例年になく厳しい」という言葉を我々は注意深く聞き取る必要がある。
これは筆者のまったくの推量であるが、財務省の対応が厳しい背景には北朝鮮有事に備えての財源確保があるのではなかろうか。
中国やロシアなどの国の言うことも聞かない金正恩北朝鮮体制の存在。その核開発に対して強硬な対応も辞さないという米国トランプ政権。そして、現在の安倍政権に限らず、我が国が日米同盟の中で米国の意向に反する安全保障政策を取るとは考えにくい。
防衛省は来年度予算で初めて5兆円を超す概算要求を出しているが、今後の米朝関係いかんではさらに大きな安全保障上の出費が必要になるかもしれない。財務省はそうした緊急的事態の中でそれ以外の予算を厳しく査定するようになることは十分に考えられる。これまで政治的に特別な配慮がされてきた農林水産予算こそ一番に俎上に載せられるのではなかろうか。そういう意味でも、飼料米政策をはじめとする農水予算に対してはさらに厳しい目が向けられることになるであろう。であるとしたら我々はどう振る舞うべきなのかを考えていただきたい。

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