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【地域活性化という「遊び」】
少年シェフたちの特別メニュー
- 副村長 みわダッシュ村 山本晋也
- 第20回 2017年11月02日
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今回みわ・ダッシュ村の農場レストランの厨房に立っていたのは なんと17歳と15歳の少年。
最近子供たちが作る料理のクオリティーがあがってきたので
農場のレストランに予約が入った際
お客さんとも相談し
納得いただいた上で
衛生管理以外大人はあまり関与せず
仕入れからメニュー作成まで
彼らが中心になってやらせていただくことがあります。
この日のお客さんは
大阪で「美味しいご飯」をテーマに数軒の飲食店を展開されている若い人たち。
特に炊飯には力を入れておられ
お米は洗う前にスタッフの手作業で割れたものを選別するなど
美味しい食事を提供するための手間はおしまないという姿勢は徹底しています。
うちの子たちもその人たちのご飯を食べたことがありましたので
あれだけ料理に心を込められる方々をどうやったら満足させられるかと
かなりのプレッシャーを感じていたと思います。
3日前から
農場にある野菜を収穫し
魚は舞鶴の漁港に仕入れに行き
メニューや料理の順序、盛り付けなどを打ち合わせたり
魚は売っているものだけでは面白くないということで
前々日の夜漁港へ釣りに行き
それを生きたまま持ち帰り、帰宅後即下処理をするという力の入れ様。
前日、ほぼ準備も完了し
器の組み合わせなど考えていながら
最後につまずいたのがお箸。
農場のレストランに予約が入った際
お客さんとも相談し
納得いただいた上で
衛生管理以外大人はあまり関与せず
仕入れからメニュー作成まで
彼らが中心になってやらせていただくことがあります。
この日のお客さんは
大阪で「美味しいご飯」をテーマに数軒の飲食店を展開されている若い人たち。
特に炊飯には力を入れておられ
お米は洗う前にスタッフの手作業で割れたものを選別するなど
美味しい食事を提供するための手間はおしまないという姿勢は徹底しています。
うちの子たちもその人たちのご飯を食べたことがありましたので
あれだけ料理に心を込められる方々をどうやったら満足させられるかと
かなりのプレッシャーを感じていたと思います。
3日前から
農場にある野菜を収穫し
魚は舞鶴の漁港に仕入れに行き
メニューや料理の順序、盛り付けなどを打ち合わせたり
魚は売っているものだけでは面白くないということで
前々日の夜漁港へ釣りに行き
それを生きたまま持ち帰り、帰宅後即下処理をするという力の入れ様。
前日、ほぼ準備も完了し
器の組み合わせなど考えていながら
最後につまずいたのがお箸。
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山本晋也 ヤマモトシンヤ
副村長
みわダッシュ村
1968年、京都生まれ。美術大学を卒業して渡米後、京都で現代美術作家として活動。そのかたわらオーガニックレストランを経営するも食材を種から作ってみたくなり、京都市内で畑を始める。結婚して3人の子供を授かったころ、農業生産法人みわ・ダッシュ村の清水三雄と出会い、福知山市の限界集落に移住。廃屋を修繕しながら家族で自給自足を目指す。土と向き合ううち田畑と山や川、個人とコミュニティーの関係やその重要性に気がつき、田舎も都会もすべて含めた「大きな意味での自給」を強く意識するようになる。この考え方は、美術家時代にドイツの現代美術家ヨゼフボイスのすべての人が参加して創り上げる社会彫刻という概念に影響を受けた。現在みわ・ダッシュ村副村長。
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