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イベントレポート

新利根チーズ工房プレオープンイベント


しかし、高度経済成長を経て、世の中が変わっていくなかで70年代後半に協同農場は崩壊した。その後、円高が進むと、輸入飼料を与えて乳量を上げる施設型の酪農に移行し、集落は賑やかさを失っていった。
上野氏もかつては輸入飼料中心の酪農経営を目指していたが、経営危機に陥った際に、取り入れたのが府県では珍しい放牧経営だ。乳量は大幅に減ったが、牛が健康になったことで経営が改善した。それは同時に理想とする生き方、周りとの関わり方をも変えた。
いまや生乳加工をするなら6次産業化の制度を使わない手はない。しかし、今回チーズ事業を興すにあたり、自身が加工に手を出すのは得策でないと判断した。牛飼いをしながら地域を守るために招き入れたチーズ職人とともに、参加者らに末永い支援を呼びかけた。
牧場や新築工房を見学した後、稲敷の産品とチーズの軽食をとり、集落の散策をしながら、この地の過去、現在、未来に思いを馳せる予定だったが、当日はあいにくの雨模様で、集落の公民館での講演となったことだけが残念である。 (加藤祐子)

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