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地域活性化という「遊び」

薪割りの気持ちいい音を聞きながら「便利さ」について考えたこと

見に来る人はいなくとも 毎年とても美しく紅葉する 限界集落の秋も終わり 本格的に薪が必要な 季節になりました。
長男が5歳から始めた薪割りも
気がつけば12年。
次男は10年、三男は少し早く4歳から始めたので8年。
我が家は冬の暖房だけではなく
給湯とお風呂のボイラーにも薪を使いますので一年中薪作りをせねばなりません。
あまりの忙しさに
一時は薪割り機の導入も真剣に検討したこともありましたが
子供たちが成長するにつれ、その必要性が徐々に薄れ
今では3人合わせると
薪割り機の能力を
はるかに上回るほどになりました。
連日パカーンパカーンと
気持ちのいい音が山にこだましています。
そんなある日の夕食時
ひょんなことから
金の斧と銀の斧という昔話が話題に上がりました。
「金の斧ってもらっても困るよな」
「金の斧では薪割れんしな」
「銀の斧も無理やな」
「金の斧は無くても死なへんけど薪がなかったら死ぬよな」
「その時代やったら鋼の方が価値あるよな」
「神様あんまりわかってないよね」
「もし鋼の斧返してもらえんかったら大変やな」
「正直というより金の斧では割れないからそれは違いますと言うたんやと思う」
小さなころ絵本を読んでやると黙って聞いていた話も
年齢とともにそれぞれ新しい価値観を持ち始め
いろんなことに対して
それぞれの意見が出てくるのは当たり前ですが面白いものです。

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