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イングリッシュもできない、金髪・ブルーアイを目の前にすると何も言えないやつに限って「アメリカの料理はマズい!」とほざく。よく考えて近代歴史の教科書を読み直してほしい。フランス料理、イタリア料理、ギリシャ料理、スペイン料理はおいしいんですよね? で、過去100年間でそれらの植民地は大戦でどうなりました? イギリス料理はマズいんですよね? で、どうなりました?
多くの植民地を無くしたが、ジョンブル魂ここにあり! と、とりあえずアメリカの金魚のフンのごとく、勝ち組を味わっている。金髪・ブルーアイは日本食をどのように評価するのだろうか?
油を使うてんぷらは人気だ。寿司となると微妙だ。以前、寿司はアメリカでも人気だ! なんていうものだから、アメリカ中西部の人たちを回転寿司に連れて行ったがこの魚は何? これは? と質問攻めにあった。英語表記もあったがタコやイカが食べ物だとは理解できなかったのだろう。3席くらい隣のヨーロッパ系の人がアメリカ中西部の人たちに「黙って食べろ」と言い結局食べたのは、ツナ(マグロ)、サーモン(さけ、しゃけではない)と卵焼きだけだった。
日本食が世界にアピールできる多様性があるのか疑問だ。あなたの常識が正しいのであれば、その国の料理がマズいと思えば勝ち組で、あなたがおいしいと思う料理が存在するのであれば、その国は負け組になると言っているのだ。
もう一度問いたい、では日本食はどちらになるのだろうか? 私が決めるのではない、あなたの親から受け継いだDNAが決めるのだ。そして子どもたちにもしっかりと受け継がれる。
これは給食です
食事ではありません
地元・長沼は1966年にパン給食が始まった。あの香ばしいパンが大好きだった。70年くらいからはコメ過剰からコメ給食が週に1回から始まり、2年くらいかけて週3回コメが出るようになった。
正直パンに慣れた給食からコメになって給食が楽しみではなくなった。そんな時、中学校1年のクラス担当で国語を教えていた男性の福島先生が言った言葉を思い出す。この福島先生は牛乳嫌いの生徒から一本もらい毎食2本飲んでいた。「一本は健康のため、一本は美容のため」と言いながら若くして亡くなった。
数は少なかったが、私のようなコメよりもパンの方がおいしいな~と生徒同士で話していると、福島先生は私たちを納得させることを言った。「これは給食です、食事ではありません」
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宮井能雅 ミヤイヨシマサ
西南農場
代表取締役
1958年3月、北海道長沼町生まれ。現在、同地で水田110haに麦50ha、大豆60haを作付けする。大学を1カ月で中退後、農業を継ぐ。子供時代から米国の農業に憧れ、後年、オーストラリアや米国での農業体験を通して、その思いをさらに強めていく。機械施設のほとんどは、米国のジョンディア代理店から直接購入。また、遺伝子組み換え大豆の栽培を自ら明かしたことで、反対派の批判の対象になっている。年商約1億円。
北海道長沼発ヒール宮井の憎まれ口通信
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