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人生・農業リセット再出発

成幸の秘策


(1)今日の仕事が終わったら、明日やらなければならないことを、どんなことでも「6つ書き出す」
(2)重要度の順に1~6番までの「順位をつける」
(3)寝る前に必ず「声に出して読む」
(4)朝起きたら真っ先に「目を通す」
(5)仕事を始める前に「もう一度目を通す」
(6)「順位に従って」一つひとつ片付けていく
(7)区切りの休みは「15分以内」とする
たったこれだけのことである。この方法で全部の仕事を終えることができなかったら、他のどのような方法を使ってもできない。このやり方で毎日仕事をすれば間違いなく能率を50%以上改善できる。大切なことは、この方法を毎日続けること。
もし全部できなかったら残りは忘れても大丈夫。なぜなら最も優先度が高いものはすでに手がけているからだ。翌日は、また6つを新しくメモし、順番に仕事をこなす。絶対に省略してはいけないものは、“声に出して読む”こと。五感の中で最も重要な自動操縦部分である潜在意識にインプットするためには、読む=聴覚を通して刷り込む、これがミソなのである。全社員にこれを徹底させた米国のチャールズ・シュワブは、無名の町工場を世界最大の製鋼会社USスティールに成長させて1億ドルの財産を築いた。
頭に浮かぶ気になることをすべて書き出して把握し、それを一つずつ片付けて実践していく手法をGTD(Getting Things Done)という。「忙」しい、「忘」れる、は双方とも「心を亡くす」から来ている。心を亡くすとは、何から手をつけてよいか分からない精神的パニックを指す。
小文字で紙面をぎっしり埋めた新聞はどこから読めばよいのか見当もつかないが、見出しで分けてあると読めるのと同じで、明日一日の自分に大きなヘッドラインを6つ書き出すことによって明確にできるのである。運転席でハンドルを握っても、どこに行きたいのかを決めていなければ、車を発進させようがない。
やる気はエンジン、仕事はハンドル、夢はカーナビにセットする目的地。夢も具体的な願望設定であればあるほど、実現度がはるかに高くなる。夢に日付と番地を打たなければ、行き先すら決めていない太平洋の漂流船人生で終わる。さあ、人生の地図に見出しと目的地を描いてみよう!

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