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北海道長沼発ヒール・ミヤイの憎まれ口通信

私が国土交通大臣だったら

15年ほど前の話になるが、ダットサンのブランドで世界を凌駕した日産系のそこそこの方から興味深い事実を聞いた。今でもテレビを見ていると「80歳のボケジーさんバーさんがアクセルとブレーキの踏み間違えから事故が起きた」と報道している。さて、日本固有のことなのか?

アクセルとブレーキの
踏み間違えの原因は?

先の日産関係者の話によると“車の構造”も起因するらしい。20年ほど前、車種は忘れたがドイツのフォルクスワーゲン社の車を国内の日産でも販売することになった。といっても日本市場だけのために右ハンドルの車種を作るわけではなく、UK仕様を修正して日本バージョンとして登場させた。
ここまで聞くとなんの問題もなく、アメ車も右ハンドルで出したら日本で売れる程度の話になるが、問題の根は深かった。このドイツブランドの車種のエンジンの配置は直列(縦置き)であった。つまりエンジンが車両エンジンルームの前から後ろ方向に配置された物だった。当然エンジンの後ろにはオートマチックトランスミッション(AT)が接続されている。さらにこのATの幅はエンジンの幅と同等かそれ以上で、それなりのスペースが必要になる。
その格納スペースは右ハンドル車の場合、左ひざ下方にあることになり、右ハンドル車は右タイヤの室内に膨らんだタイヤハウス(半円形の出っ張り)も問題となる場合がある。そうなると、運転席のアクセルとブレーキしかないAT車のペダルの配列幅の距離が狭い傾向になり、アクセルとブレーキの踏み間違えが発生しやすいという話だ。
確かに農場で使っている2台のトヨタ・ランクル70はもちろん右ハンドル仕様で、当時セールスからバカにされたAT車のエンジンはやはり直列なので左ひざスペースが全くなく、その結果4200ccのランクルであっても運転席のレッグスペースは2400cc、4輪駆動のトヨタ・カムリよりも狭い感じがする。
国産も初期の前輪駆動(FF車)エンジンの配列は直列があったが、多くはモデルチェンジなどでエンジンを進行方向の左右に配置する横置きタイプになった。その結果、エンジンに接続されるAT本体もエンジンルームに収まるようになった。運転席の左ひざ方向のスペースが多く取れるようになり、運転席のレッグスペースは明らかに広くなった。

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