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今月の数字

1.3万人前後(来場者数は小規模でも専門特化した展示会が面白い)

1~3月は、食に関する展示会・商談会が集中する季節だ。従来、農業経営者がよく参加していた食の展示会といえば、「FOODEX JAPAN」や「スーパーマーケット・トレードショー」、日本政策金融公庫が主催している「アグリフードEXPO」などに限られていた。
前者二つの展示会は来場者数が8万人に達する大規模な展示会であり、出展料は30万円を超える金額だ。食品メーカーの華々しい装飾のブースが並び、数千の出展者が参加するなか、生産者や産地団体の小さなブースは苦戦することもあった。12年前から始まったアグリフードEXPOは出展料が10万円未満であることから自己負担でも出展しやすいと評判を呼び、数年にわたって連続して出展している法人も少なくない。開催初期はテーブルクロスも敷かず、商品である農産物を置いているような簡素な陳列が多かったが、全国のそうそうたる農業経営者が集まり、バイヤーに向かって自らの言葉で説明している様子は圧巻だった。その「濃さ」が評価され、いまでは700を超える事業者が出展し、1.3万人が来場する展示会になった。

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