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アルパカファームの経営・労務事件簿

中核スタッフ育成に補助金が使える


(2)農業経験5年以上のある「研修責任者」を置く
(3)研修生との間で正社員契約を締結すること、労働保険、社会保険(法人の場合)に加入させる
(4)1週間の所定労働時間が35時間以上である
本事業と重複する他の助成金を受けていない
その他にセミナーの受講義務、過去に本研修生がいる場合の制限等があります。
□研修生側の主な要件
(1)正社員としての採用日時点での年齢が満45歳未満
(2)社員として研修開始時点で4カ月以上12カ月以内で継続雇用されている
(3)過去の農業経験が5年以内である
(4)雇用される農業法人等の3親等以内の親族ではない
その他、過去に当該事業所で雇用していない、特定の給付金を受けていないこと等があります。ここでポイントとなるのが、応募段階であらかじめ「2年間の研修計画」を提出しておく必要があるという点です。
□応募の流れ
(1)新規就農者を雇用(雇用期間4~12カ月)
(2)各都道府県農業会議へ応募申請
(3)採択審査(過去の研修生の定着状況、離農防止改善策の実施状況などを基に審査)
(4)審査結果通知
□事業(研修)開始後の流れ
(1)研修内容記録、助成金申請書類作成、農業会議の行なう現地確認への協力
(2)締切日までに助成金交付申請書を各都道府県農業会議所へ送付
(3)書類審査
(4)助成金交付(4カ月に1回の申請)

【将来を見据えた経営環境整備】

以上の流れに沿って本事業を行なった場合、農業法人等が雇用した新規就農者に実施する農業技術や経営ノウハウの習得を図る実践的な研修に必要な経費を助成内容として、新規就農者に対する研修費として1人月額9万7,000円、指導者研修費として年間12万円など「最大1人年間120万、最長2年間」支給されます。
この事業は様々な受給要件、提出書類が求められ、さらに応募は予算の範囲内で審査によって採択者が決定されるため、簡単に受給できるお金ではありません。しかし、自身の考えや目的をしっかり持って経営環境を整備していこうという経営者の方は、積極的に活用する助成金だと思います。なぜなら実際、次世代の農業経営者の育成を考えている方が多いためか、申請している皆さんが高い確率で採択されているからです。
今回は取り上げていませんが、たとえば正社員化の前
の有期雇用契約の締結によって厚生労働省の「トライアル雇用助成金」や「キャリアアップ助成金」等を1人12万円から72万円併給でき、農業適性などを確認できる農業インターンシップにより1週間以上の体験者1人につき最大2万円の助成も併せて利用できます。

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