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今月の数字

1,029人(2017年に農林業に就職した大学生)

4月は始まりの季節、今年も多くの学生が社会に羽ばたいていく。少子化で就職する人数が減少しているのかと思っていたらそうでもないらしい。
文部科学省の「学校基本調査」によれば、2017年に卒業後就職した大学生は43万人と7年連続で増加し続けており、5年前に比べ21%増加し、リーマンショック後の2010年の33万人より多くの学生が就職している。少子化のなかで就職する大学生が増えているのは就職率が上がっているからだ。リーマンショック後に低下した大学生の就職率は2012年時点で63.9%だった。これが年々高くなり、2017年では76.1%まで上昇した。大学院進学率は11%と横ばいであり、就職や公務員試験の準備などのその他の進路を選んだ大学生は2012年の15.5%から2017年の7.8%に減少していることを考えると、「売り手市場」であることがよくわかる。

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