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人生・農業リセット再出発

狭き門より入れ!

聖書にこうある。「狭き門より入れ、滅びに至る門は大きく、その路は広く、これより入る者多し」。志を達成するには人の行かない道を選べ。JAL倒産復活時に京セラの稲盛和夫氏は我々社員に説いた。
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」だ。先天的な能力、後天的努力の熱意、そして最も大事なのは考え方。それは心構えという設計図である。エジソンが小学校一年で退学処分になったのは先生を困らせたからだ。「先生は1+1=2というが、僕の粘土を合わせると、1+1=大きな1にしかならないけど?」。考え方を変えるだけで、結果は滅ぶか繁栄か、大きく違ってくる。
京都で8代続く老舗の米屋は、売り上げ低迷で発想の大転換をした。食べるコメはスーパーでも買える。ここは観光地の京都、お土産として売れないか? 小分けパックにして2袋を赤い糸で結び、名付けて『良縁米』! おむすび用に『赤い糸の縁むすび』。おにぎり、炒めもの、酢飯用など各用途に適したコメをカラフルな可愛い12個のパックに小分けして、源氏物語やお雛様の袋に『十二単(じゅうにひとえ)』として次々とアイデアを商品化した。缶ビールの中身は同じでも、外観デザインが春や秋などの季節を彩ってあると売れ筋になるのと似ている。京都お土産屋の面白ギフトは爆発的に売れて、売上は3年間で14倍にもなった。

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